2016年9月3日土曜日

ひとり、またひとりと

昨年10月から立ち上がり、
約1年の準備期間を経て、
とうとう
『東風ふくなか、ちいさな星』
始まります。

宮城県大崎市は三本木のはずれにある、
立派な古民家をお借りして、
続々と、世界中のメンバーが集まっています。

昨日はエンギンさんとベルントさん。
今日はジョニーさんとアンジェロさんが到着しました。
                            













     

そして本日9月3日は、
稽古初日でもありました。
演出の飯田さんが遅れて到着という事で、
それまでメンバーで何をしようか相談し、
エンギンさんによるコンタクトインプロのワークショップをみんなで受けることに。

まずは空間と触れ合ったり、
次は2人組になって相手の身体を触れ合ったり。
あっという間に時間は過ぎて、
飯田さん到着。
さっそく今までやっていたことを見てもらい、
そのまま稽古へ。
















今日は”舞”を3、4人のグループに分かれて作ってみました。
”舞”というものを知っている人、知らない人、イメージを持っている人、
さまざまな人がいることで、それぞれのグループ全く違う”舞”になりました。
一つ目のグループはフォルム
二つ目のグループは楽しんでいること
三つ目のグループは”舞”のミステリアスな雰囲気
が特徴的でした。

飯田さんはこのどれもが大切だといい、
一つ目だけではただキャッチ―なだけ、
二つ目だけでは見る人にはこんなのフォームがなっていないと思われる、
三つめだけでは退屈になるのだと言っていました。

この良い塩梅を探していくのがクリエーションなのだろうなと思いました。
稽古初日にしてすごく濃密な稽古でした。

夜ご飯は頂き物のじゃがいもやかぼちゃなど、
食材を駆使して日本メンバーの成シェフが、
素敵なご飯を作ってくれました。
メンバー全員で食卓を囲み、話しながら食べてる光景は、
今ここに世界が集まっているんだな、と思わざるを得ません。
















明日はニクラさんが到着します。
どんどん増えていく仲間たちと共に、
最高のクリエーションを行っていけたらと思います。

(村岡)