2016年9月30日金曜日

受け継ぐこと∞生み出すこと

平日お楽しみさまでございます〜♪

今日は1日創作をした後、
夜は西和賀にある
「銀河ホール」というホールで
東風組ワークショップをさせていただきました♪


ドイツのベルントさん、
フィリピンのアンジェロさん、
アフリカ ブルキナファソのボヤマダさんが、

東風組ではみんな身につけていて
日ごとにしていることや、
出身国で日ごとにしていることなどを主に伝えてくれました。




















19:00〜21:00
という、遅い時間にもかかわらず、
お子ちゃんからおじさん、
お若い方から妊婦さん、
と、いろんな方が集まってくださいました。
まるでひとつの村のようでした。

そして、さすが西和賀!
皆さん、演劇が身近にあるのでしょうか、
ノリノリで楽しい時間を共に過ごすことができました。

また、最後にはサプライズで
西和賀の伝統芸能“鬼剣舞”を披露してくださいました。


















すばらしかった。


私は本当に日本がすきです。

日本のこころ、日本の伝統がすきです。
日本に限ったことではなく、
きっと他の国にも同じような"こころ"があるのだろうと思います。

















人が自然と共に生きて、
その中で生み出して、
脈々と受け継いでいるものを
とっても美しいと思います。

日本の素晴らしいところや自分の国のことを、
世界各国の方が、
その人たちの言葉で地元の方と分かち合える。

すごい説得力です。
尊い時間だなぁと思いました。

今は、昔に比べると、
とってもたやすく海外に行くことができるようになりました。

世界9ヶ国の人が共に暮らしながら創作ができる時代です。

今日のように、
いろんなジャンルの方が、
いろんな文化が交わる時代になりました。






















今私たちは、
この時代だからこそできる、
今後脈々と伝えていけるような
末広がりで、
いのちに繋がったコトを
生み出している
ウズの中にいるんだなぁ
と感じた1日でした(o^^o)

それから、とっても個人的ですが
今日、ついに!!
みんながたくさん拾ってきてくれる
栗を大鍋一杯分、
渋皮煮にできたのが嬉しい!!笑
















夜な夜なみんなで皮を剥いた甲斐がありました!!

ただ、今後拾ってくるなら
剥くところまでやってくれ!!笑


(山田 麻悠子)

西和賀も、朝晩は寒くなってきました*

岩手県西和賀町も朝晩は寒くなってきました。
                        

今日のスタートは、
みんなで輪になって足裏のマッサージから始まりました。
                                  
マッサージ中は、
舞台公演『東風ふくなか、ちいさな星』に
参加することで どう感じているか、
どんな事を大切に思っているのか話し合いました。
みんな個性豊かで素晴らしいパフォーマー、
思いを言葉にして伝え合うことも大切にしています。
















お昼には近くにあるワークステーションの方達が見学に来てくれました。
創作風景や歌や踊りを観てもらいました、
ボヤマダさんはコラの音色に合わせて
見学に来てくださった方 一人一人の名前を歌って くれました。

















「〇〇さん ありがとう♪西和賀 ありがとう♪みんな愛しているよ〜♪」
最後は、笑顔いっぱい みんなで踊り
地域の方にも喜んでもらえ 交流することができました。
ありがとうございます。

















夕食後は、みんなで前半パート通しのビデオチェックしました。
あらためて見ると全体の動きや流れがよく見ることができ、
もっと良い舞台にしてゆくための話し合は笑いながらも真剣です。


毎日新鮮な創作合宿、
一人一人の思いがそのまま舞台になって
伝わってゆくんだろうなーと思っています。


田中 成

2016年9月27日火曜日

お日様とともに、お日様のように

昨年の秋から構想のはじまった
今回の舞台。


長い支度の期間を経て、
現実となって毎日を過ごせていることに
毎朝、感謝をしながら寝床からでてきております。

隣で寝ているファイヤー・ダンサーの恵美子さんが
先に起きていて、からだをのびのび伸ばしている。
それにつられて、私ものびのび。
                                                                    
その後、私も起きて、家の中や外をうろうろしていると、
”本日の空”のもと、
トルコから来たEnginさんが、
やっぱりからだをのばしているのをみつけます。

                                  
                            














台所ではイタリアから来たNiclaさんか
カナダ人でタイ在住のJohnnyさんが、
台所で朝いちばんのコーヒーを入れています。


そして、アフリカ・ブルキナファソ生まれで、
先月に子どもが生まれたばかりのBoyama・Dahさんは、
パソコンを開いて、たぶん家族にメッセージを送っています。


かと思うと、徳島から来たファイヤー・ダンサーのすーさんが
お世話になっている私たちの滞在先の大家さんの畑から
えごまの葉や実、アスパラなどなどをおすそ分けしてもらってくる。



なんだかすっかりとお馴染みになってきた、朝のひと場面です。
                                                                  
私は、昔から、朝をともに迎えることができる ひとって、
自分にとって、特別な存在にあてはまるな~と思ってきました。
                                 
        
朝を一緒に迎える相手というのは、おおかた

家族 
恋人
本当に親しい友だち(呑んだくれてしまうとか笑)
                                    

なのではないでしょうか?
   
                                













一緒に創作するまでは、
全く別の空のもと、
いまとはちがう、それぞれの朝を迎えていた私たち。


家族のような、親しい友になりながらも、
創作現場では、毎日、互いにチェックしあいながら
新しい流れを生み出しています。

                   
時には、決まっていたことを、新しくすることで、
笑いが沸き起こる名シーンにつながったり、
なんだか同じような手法にはまったり、様々です。

           
ただ、たとえ誰かの失敗があっても、welcome状態で
「もう一回!」「one more time!」「おかわり!」
の声が上がります。
そして、もう一度 トライ。                           

















本当に一人ひとり タフで、
持ち味 も ひきだし も たくさんのメンバーです。



山を越え、海を越え、
いまここ、日本でともに 創作活動ができる奇跡。

                                                                                      
いろんな国の お日様がみえるような
そんな舞台が 出来上がってきている気がしてます。
舞台を観ていただいた あらゆるお客様が、
なんだかいのちの そっこから、
ぽかぽか あったかになることを想いつつ、また朝を待ちます。




          












(千葉瑠依子)

2016年9月26日月曜日

ひとときのやすみ、ここからが たたかい ですね。

今日は完全オフの日でした。
9月から始まったクリエーションですが、
1日中オフの日は今日が初めてでした。

クリエーションは先日とうとう、
その都度止めながらも
始めから終わりまで一通り通すことができ、
このタイミングでのオフは必要だったと感じています。
ここからは細かな演出に入ったり、
ときにはここまで積み上げたものを壊すことになるのではと思います。
この次のステージに進む前にそれぞれに息抜きになったようです。

秋田の入道温泉や湖に行ったメンバーもいました。
ほとんど観光のタイミングが無かったので、
ここぞとばかりに楽しんでおりました。



















みんなが帰ってきたときは、
まさにお祭り騒ぎで、
その日の出来事をみんなで分かち合っていました。

こんな作品を、観にきてくださる方にお届けしたいです。
お祭りのようなひと時を共に過ごし、
終わった後で、共に過ごした方たちと、
もしくは観に来られなかったような方たちと、
話し合ったりできるような、
どんどんと広がっていく、
そんな作品をお届けしたいと思っています。




















私たちだけで楽しむことは簡単です。
私たちだけで楽しむなら舞台にする必要はありません。
お客様をお呼びする必要もありません。

私たちは観にきてくださる方と分かち合いたいことがある。
観に来れない方とも分かち合いたいことがある。
すべての人が見ることのできるように、
どんな言葉で話し、どんな身体で、どんな想いで、
それを支度するための期間なのだと思っています。

そんなことを改めて考える機会になったお休みでした。


















この作品は共同創作です。

(村岡佳奈)

2016年9月25日日曜日

Zen Trio waiting for the cue from Shigemi Iida

It’s been more than 20 days since I came from the Philippines to participate in this documentary dance performance called “Small Stars of the East Wind” here in Japan. I went through the days with ease and calm anticipation. I have created and directed theatrical pieces on many occasion in recent years, But I have not performed in a while, let alone a dance performance, specially not with an international ensemble and an avante garde Japanese Director who was raised by the legendary Ohno Kazuo himself.
It almost feels like this is one of my most intense performance collaboration yet equally one of the most defining and important.
I am at a breaking point. A good healthy kind of breaking. I could easily fall into the trap of over analyzing theatrical pieces . Dramatize. Spectacularize. Downplay. Chop actions to minute units. Create a Plot. Yes, Exit. Burn curtains, as usual. Inside me is brewing resistance, a life force, a new vision.
Like many theatre practitioners I too had my preferred jumps to hurdle a production process. This creation is mostly especial because it does not simply get one reflecting on material , or creative process , it resonates a vivid commentary about the theatre practice itself and its potential to pollute.
How theatre, as an overused and probably misused vehicle for social drama might ingrain in the performer’s (and audience's) very psyche, and amalgamate certain fixations, ways and habits that might pollute his life or stage persona, thus becoming inauthentic, unoriginal, fake, and disgusting. But then one must already have a strong fixated thinking about the theatre or a certain performer to clearly categorize, sometimes discriminate. But what’s a bag of moving flesh and bones doing onstage? Lighted upon and being watched by people? Ok dancing. Ok acting. Ok making random harmonics. Ok maybe, just maybe, Changing the world. A world full of fixations and expectations.
Drama for Drama.
Who now is an Actor? Who is an Action Maker? What makes one move? How do movement turns so pure and divine so as to call it a dance? Why do German Love songs hurt? How to rehearse a funeral?
Among these to tinker, this much I know, It is expensive to scar oneself, to open up to a critical vulnerability, baring past weaknesses and most precious childhood memories of friends and family. Displaying, not acting, a burst of primal fighting energy.
But with all this constant rearranging, and fine tuning of multi-polarized energies I’m grounded. Not fixated. This is an affirmation, and an intimate confession to you, the reader, the audeince
Go see a performer onstage today, go feast on his raw desperately giving heart, for the sake of his vision, of broken mirrors reflecting the world through his imperfect body and soul.
We offer to you this invitation and be one with us in spirit, keep it with pieces of us with it.
Blessed be.
Angelo Aurelio
Nishiwaga, Iwate, Japan
(waiting for the cue)



新しい風と、うたげ♪

9月1日に大阪から宮城県大崎市に到着し13日間滞在した後、
ここ岩手県西和賀に来てからちょうど10日が過ぎました。

今日はイロイロ盛りだくさんの日でした☆

ドイツ出身・ベルギー在住、新婚ほやほやのベルントさんの連れ合いさん、
マリーさんが到着、合流しました♪

















そして、初めて、作品全体を通してみました☆
少しづつですが、全体の流れを感じられるようになってきました。

それに、ゲスト出演してくださる、ともちゃんさんが来てくださったことで、
普段は代替でやっているシーンの稽古もできました。


今日はいつもより1時間早く稽古を終え、
夜は、地域の方との交流の宴が開かれました♪



















地元の方が作ってくださった豚汁やピザ、地鳥、この土地で取れたお野菜たちと、
東風組の'シェフ'たちが作った料理、持ち寄ったお酒に舌鼓を打ち、
地元の民謡やおどり、各国の音楽演奏と踊りが繰り広げられ、
言葉はわからなくても、表情やボディランゲージで笑の渦があちこちで湧き上がっていました♪


















滞在させていただいている集落の方とふれあい、この土地の生に触れて稽古ができることは、こちらも息がしやすいし、とても嬉しいことです。
この宴をきっかけに、稽古を覗きに行かせてもらうわ〜と言っていただいたりもしました。
お互いに顔が見えて生で触れ合うことで生まれるものがありますね。


















帰り道、たくさんの星がまたたいていて、地域の皆さんの優しい語り口は、この自然豊かな大地に生きていることにつながっているのだろうな〜と感じました♪

明日からますますブラッシュアップしていきます♪

(坂東恭子)

2016年9月23日金曜日

「間」

徳島県から来た廣川進ことsuです。




滞在しているこの西和賀町は大変な豪雪地帯らしいのですがそれを生き抜く人々の逞しさや知恵が感じられる自然豊かな土地です。

創作も合宿も地元の方との交流も楽しいのですが山の中のお家と家族が恋しいです。
四人の子供たち。特に娘に会いたい!



生業のファイヤーダンスでは1ヶ月以上の長期間にわたる、そして繊細な演出の入る創作経験は今までに無かったので
新鮮な経
験に心身が驚きと喜びに満ちています。
















「間」。


空間。呼吸。距離感。タイミング。全体のバランス。
動作と動作、
せりふとせりふなどのあいだの時間的間隔。無言の時間。みたいな事でしょうか。日常生活でも大切にされ自然と振る舞っていますが、舞台ではこの「間」がとても重要視されます。

少しの「間」
の違いでせりふや動作やシーンの印象が全く違うものに感じられます。
今回の舞台の出演者は9カ国、日本各地から参加しています。
文化も舞台経験も全く違う出演者達がその一瞬に自然と醸し出す「
間」。それに影響しているその生い立ちや日常の習慣などを思うと、それぞれが特別で味わい深いダンスでドラマです。















そしてその「間」達を膨らませたり縮ませたり、
形にはめたり外したり。監督し、時に傍観し調和させて作品を紡ぎ出してゆく演出自体もまたダンスでドラマです。

この創作に参加でき本当に幸せです。
良く思うことですが自分の立つステージを客席に座って観たい。今回の舞台は特に観てみたいです。
お客さんが羨ましい~!
(廣川進)

2016年9月22日木曜日

A joyfull Life is possible

Through this performance
I understood that we can not achieve real change in this world if we do not put together pour knowledge.

















So as artist we are the mesenger  of the society who must bring   the message of peace and solidarity between peoples in the  world and to the next  génération.
















It's a way for  us to find the solutions of the problèms as the World suffers.

Each day of creation is a new experience for me to bring more stone to rebuild a world that is lost.






















Boyama Dah

2016年9月21日水曜日

ダンスで会話

今日は 新潟阿賀町からきました 渡部恵美子がお送りいたします~!
岩手県の西和賀町に 創作場所を移してから ちょうど1週間が経ちました。 生まれも育ちも価値観も まるで違うメンバーとの 共同生活、共同創作。 毎日、毎日が とてもエネルギッシュで 心揺さぶられる瞬間があり 毎日、誰かが泣いたり 誰かが笑ったりしています。





メンバー全員
それぞれに良いところがあって 独特の味を持っています。 こんなメンバーと一緒に 創作ができることは 本当に夢のようです。 ときに 価値観の違いや コンディションから 同じときを過ごすのが 少し大変な日もあったりしたのですが そんななかで 本音を話す勇氣を持ち 工夫しながら 調和を生み出していく日々。 やっぱり みんなが違うからこそ 一人一人が必要なんだなぁ、というところに 行き着きます。
全ての経験が ありがたいです。 はじめは つたない英語が頼りだった 海外メンバーとのコミュニケーションも 最近は、言葉をすっ飛ばして ダンスで会話することもあります。 分かり合う方法を 日々発見していて 通じ合えたときや 素晴らしい瞬間が生まれたときは 本当に本当に嬉しいです。 今日は ポカポカ陽気のなか 全体の流れを おさらいしました。 自分たちが楽しむことは とても大切だけれども 伝えたい人がいるからこそ この舞台がある、ということを あらためて感じた1日でした。 みたから仲間をはじめ たくさんの方の想いによって成り立っている このクリエーション。 たくさんの人の心に 届けられるように メンバーみんなで チカラを尽くして 創作していきます!




今日は
すっごくキレイな星空☆ そして アシスタントをしてくれている よっぴーさんの誕生日でした! ささやかながら みんなでお祝いをしまして 今日もひとつ 暖かい時間が生まれました☆ みんなに支えられています◎ ありがとうございます☆ (渡部恵美子)

2016年9月20日火曜日

作り直すことは勇気のいること

今日は、
今までの創作で出来た中盤のシーンを一度無くして再構築しました。

言葉にすると簡単ですが、ゼロから作り
出来たシーンをまた作り直すことは勇気のいることです。
















皆で話し合い何度も作りなおし、
更にバージョンアップさせてゆく時間、
創作中のこの空気がそのまま舞台になって
行くんだな〜と感動しています。
















一つ一つのシーンに
一人一人の思いが重なり
作られてゆく舞台。


たくさんの方に観てもらえることを楽しみにしています。


そして 今夜の夕食は、
徳島から送って頂いた鹿肉のオイルフォンデュでした〜!
と〜〜〜っても 美味しかったです。

お米もお酒もすすみ いつの間にか
各パートの振付や構成を5ヶ国語で話し合っております^_^

日々ありがたいですね*



(田中 成)



2016年9月19日月曜日

岩手県で創作中*

こんばんは☆

徳島出身の山田あゆこです♪
今日はあゆこがお送りしますよ〜*













  





14日に宮城県の高倉から岩手県の西和賀に
拠点を移して創作すすんでますヽ(*'▽'*)ノ


高倉でも、高倉小学校の児童館で交流会をさせていただいたり、
地域の方から差し入れでスイカやら、
つきたてのお餅で作った大福やら、お野菜をいただいたりと、
とってもよくしていただきました!





















西和賀に来てまだ5日目ですが、
地元のおこちゃんが“まめっこ”といって、
ハローウィンのような、お菓子をもらえるイベントの日に尋ねてきてくれたり、

この辺でおいしい!と有名で、
既にファンになっていたパン屋さんが焼きたてパンを届けてくれたり、

地元のおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんが
様子を見に来てくれて民謡を披露してくれたり、


とっても良くしていただいております(*゚v゚*)



















今朝もお彼岸だからと、手作りの大福をいただきました。
温泉にいってもよく話しかけてくれます♪
昔の繋がりがずーっと続いてるんですね〜。

そしてそして、創作の方ですが、

昨日、前半の流れがほぼ完成しました!!

おおまかな流れができたので、
ここからはどんどん詰めて、
どーんどん良くなっていきます。

途中、イタズラをした子どもへの教育に
・歌
・ダンス
を交えて、叱ってみて
というオーダーのもと、
イタリアのニクラさんとブラジルのサラさんがお母さん役で
インプロ(即興)をしたのですが、

サラさんが
とーーーってもコミカルに、やってのけてくれました。

私は観ていたのですが、爆笑しすぎて息が苦しかったです。笑



















自分自身を味わい、
舞台上の他のメンバーのことも感じながら、
お客様も意識している。

この3つの視点がきちんとあるところに、
普段のサラさんの天真爛漫さがうまく重なって、
すーーーごく面白いシーンになりました。


そしてそして、今日は初のフリーデイ!!!

海外メンバーの昨夜のハッチャケ具合は最高でした!笑















今日もすてきな1日になりました♪

ありがとうございます^ ^

(山田麻悠子)

2016年9月3日土曜日

ひとり、またひとりと

昨年10月から立ち上がり、
約1年の準備期間を経て、
とうとう
『東風ふくなか、ちいさな星』
始まります。

宮城県大崎市は三本木のはずれにある、
立派な古民家をお借りして、
続々と、世界中のメンバーが集まっています。

昨日はエンギンさんとベルントさん。
今日はジョニーさんとアンジェロさんが到着しました。
                            













     

そして本日9月3日は、
稽古初日でもありました。
演出の飯田さんが遅れて到着という事で、
それまでメンバーで何をしようか相談し、
エンギンさんによるコンタクトインプロのワークショップをみんなで受けることに。

まずは空間と触れ合ったり、
次は2人組になって相手の身体を触れ合ったり。
あっという間に時間は過ぎて、
飯田さん到着。
さっそく今までやっていたことを見てもらい、
そのまま稽古へ。
















今日は”舞”を3、4人のグループに分かれて作ってみました。
”舞”というものを知っている人、知らない人、イメージを持っている人、
さまざまな人がいることで、それぞれのグループ全く違う”舞”になりました。
一つ目のグループはフォルム
二つ目のグループは楽しんでいること
三つ目のグループは”舞”のミステリアスな雰囲気
が特徴的でした。

飯田さんはこのどれもが大切だといい、
一つ目だけではただキャッチ―なだけ、
二つ目だけでは見る人にはこんなのフォームがなっていないと思われる、
三つめだけでは退屈になるのだと言っていました。

この良い塩梅を探していくのがクリエーションなのだろうなと思いました。
稽古初日にしてすごく濃密な稽古でした。

夜ご飯は頂き物のじゃがいもやかぼちゃなど、
食材を駆使して日本メンバーの成シェフが、
素敵なご飯を作ってくれました。
メンバー全員で食卓を囲み、話しながら食べてる光景は、
今ここに世界が集まっているんだな、と思わざるを得ません。
















明日はニクラさんが到着します。
どんどん増えていく仲間たちと共に、
最高のクリエーションを行っていけたらと思います。

(村岡)